新しいものや良いものに対する反発心について考える

自分が保有していない物やサービスが
世間で流行ったり認められていたりすると
妙な焦りや反発、嫌悪を覚えることがある

ビットコインやApple製品を嫌ったり受け入れない者たちがいる
彼らの心理にはこれと似たものがあるのだろうか?
持てる者たちへの嫉妬?

世間が持つ価値観を自分だけが持っていないという劣等感
それを認めたくないという反発心が嫌悪に繋がるのか?

機会があれば受け入れたいと思っている
しかし手間やお金が掛かるならば億劫だ
明確な意思を持って手を伸ばさなければ
掴むことのできない存在にもどかしさを感じる

人は常に何かを受け入れたいと思う
しかしそれが簡単には手の届かないものだと分かれば
やるせなさや諦めらめきれない思いだけが残る
無関心を装おうにも装えないもどかしさに直面する
それらは次第にそのものに対する不満や反発へと変わっていくのだろうか

これは男の子が好きな女の子に対して意地悪をしてしまう心理にも
少し似ているのかも知れない

つまり、良いものや新しい物を過剰に嫌悪する人たちは
潜在的にはそれらのことが好き、ないしは気になって仕方ないのだ

まさに好きと嫌いは紙一重である

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