彼女ができた。なんとC言語さんだ。
8月に参加した組込系プロジェクトで知り合い、10月から付き合い始めた。
これまで5つくらいと付き合ったことがあるけれど、一般的な言語と比較して
- 設計が論理的・合理的、処理が速い
- 言語仕様が散漫になってない、機能の一つ一つが必ずポインタに行き着く
- ポインタがむずい、超が付くほど一貫性がない
といった点が目立つ。
見た目はPascalを少し丸くしたようなかわいらしさがあるのだけれど、要するに中身はアセンブラだ。
初めは戸惑いもあったが、案外こういう言語とつきあうのは楽で楽しいと分かってきた。
コードは深いレイヤーも軽いレイヤーも汎用性を伴って交わせる。
いろいろコンパイラ・ライブラリ・IDEを試せるなどデファクトスタンダードが強い。
ISOの規格も持っているというのにJIS系の規格も取っていて向上心の強さがある。
反面、基本動作も論理的・合理的なのかな…と思いきや、
処理系依存をコントロールできない自分に「おかしいな、符号なし整数オーバーフローならこんなはずじゃないのに///」と恥ずかしがる。
C言語さん、はっきり言ってオススメです。
問題はどうやって知り合うかだけれど、職場(基幹系)という炎上モードの時に加わるのではなく、日曜プログラミングが狙い目としか。
初めのポインタが難しいだけで、後は一般的な言語よりも付き合いは簡単かも。
だって普段機械語としている会話と同じでいいんだから。