Z世代が酒を飲むようになった理由は所得増加なのか

巷では所得の増加が若者の飲酒量を押し上げたとされているが、実際は若者の過剰なネット利用と労働参加によるストレス増加・無力感が飲酒量上昇の原因となっているのではないだろうか。

金が増えたのではなく意欲が減ったのである。
タイパや意識の高さを求めることに疲れたのである。
労働参加によってネット上の理想と社会の現実の違いを突きつけられたのである。

Z世代は情報を得ることに夢中な世代(ドーパミン中毒の焦燥世代)だから、それに疲れて酒を飲むようになったという側面もあるだろう。酒を飲んでいる間は情報収集の義務感や焦燥感から逃れられるから都合がいいのだろう。飲酒が休息と現実逃避の手段になってしまっている。

この世代は世代的な燃え尽き症候群のフェーズに入ってるのだと思う。ネットへの依存を減らさずにフルタイムの労働市場に参加すればそうなるのも当然といえる。

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