クレーマーの理不尽な要求にハイハイと素直に答えてしまう日本の企業・行政の姿勢は、はっきり言っておかしいと思う。
一部の人たちの過激な意見や要求に律儀に答えるのではなく、その意見を大勢の市民に開示して、そこで様々な人達の意見を募る機会を作ったほうが建設的ではないか。
対話の機会を作らずにコソコソとしたノイジー・マイノリティの意見だけを優先的に受け入れてしまっては、この社会は成り立たないし、そもそもそれは健全な民主主義とは言えない。リソースの限られたこの時代には尚更そぐわないやり方である。
クレームを言った者勝ちの社会はそろそろ改めるべきだと思う。