二次元のキャラクターデザインと現実世界の女性ファッション

二次元のアニメキャラクターや漫画のキャラクタ、萌え絵のデザインにはその時代の女性のファッションや流行、美意識が反映されているような気がする。またはその逆も言えるだろう。

90年代やそれ以前の萌えキャラ・アニメキャラは厚化粧でギラギラとした感じのものが多く、凄くギャル的というか、西洋人的というか、えらく大人びた物を目指していた感があった。対して最近の萌えキャラはナチュラルメイクや丸みを帯びたさっぱりとした顔立ちで幼さや少女感を意識したものが多い。

現実世界でも実際に「小顔メイク」なんてものが流行っているらしいし、「女性力」ではなくあえて「女子力」という言葉が流行ってしまうあたりも実にそれらしい。女性が「大人の女性」を目指したり、ダイアナ妃のような「力強い女性」に憧れたりする時代はとうの昔に終わっていて、逆に今の女性は「可愛い女の子」や、思わず守ってあげたくなるような「か弱い女性」を目指す時代なのかもしれない。

そう考えると、男性が二次元の女性に求める女性像と、世の中の女性が求める女性像は、実にうまい具合にリンクしているようにも思えてくる。

では、今後はどんなキャラクターデザインや女性像が求められていくのだろう。

おそらく、また大人っぽい女性像が求められるようになっていのではないか。女性の社会進出が進む現代では、男性に守られ縛られる弱い女性ではなく、自らの意志で力強く生きる女性像が求められていくように思える。

オタクコンテンツの世界ではお姉さん的なキャラやSっ気のある女性キャラが再評価されるようになるかもしれない。

広告

広告