最近の若者は、選挙に行っても何も変わらない、投票しても老人には勝てないと言うが、それは違う。
政権を甘やかさないために選挙に行くのだ。
現行政権の支持率を1%でも変えるために投票するのである。
政権が危うい状況にあるという危機感を持ってもらうために、国民の民意を示す必要がある。
その緊張感と危機意識がなければ、政権は付け上がり、富裕層や高齢者への優遇ばかりを進めるようになる。
だから若者も選挙に行くべきなのである。
選挙は勝つか負けるかではない。
少しでも多くの道筋を示すために、選挙へ行くのである。
投票は可能性を広げるための行為なのだ。
それを自ら放棄し停滞し続ける若者は実に愚かだと思う。
社会のせいにせず、まずは行動してみることだ。
行動しなければ、何も始まらないし、誰も変えてくれない。変えようがない。
若者は総意を示す必要がある。
その結果は、今後の政策を進めていく上での重要な材料となる。
若者は自分たちの存在を認知させる必要があるのだ。
それを放棄してきたのが今のロスジェネ世代・団塊ジュニア世代なのである。
おまけ
「自分が投票しても変わらない」といって選挙に行かない人間は、「どうせ誰かが助ける」といって道端に倒れた人を見捨てる人間と本質的には同じ。とても恐ろしい集団心理である。