譜面上の和音を素早く把握する方法

これは譜面内の和音を読む際の自分なりのテクニックなのだが、和音は一音ずつ読み取るよりも形で覚えるのが一番良いように思う。

音符が串団子みたいに綺麗に並んだやつは鍵盤を一つ飛ばしで弾けばいいだけだし、音符が斜めに重なってピーナッツの殻みたいになっているやつは隣り合う鍵を弾けばいいだけのことだ。

和音内のいずれか一音が何の音程なのかさえ分かれば、あとはその鍵盤を基準に他の鍵を押さえれば良いということになる。

慣れれば和音の形を見ただけで、それをどう押さえれば良いのかが何となく感で分かるようになってくる。

基準となる音から少し離れた音の場合も、一つ飛ばしの音とどれだけずれているかで判断できる。「ドミラ」の「ラ」は「ドミソ」の「ソ」を一音上にズラした音であるし、「ドミシ」の「シ」は「ドミソ」の「ソ」を一つ飛ばしにした音である。または「ドミソシ」の「ソ」を弾かないパターンと解釈することもできる。

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