女性の「高望み」や「上昇婚志向」「白馬の王子様願望」が独身の不幸な女性を生み出しているそうだけど、これって実は創作物に登場する男性があまりにも素敵な存在として描かれ過ぎてきたことにも原因があるよね。
物語の登場人物として「イケメンで有能」な才色兼備の男性を闇雲に描いたり、「高身長・高学歴・高収入」の完璧で希少な男性を多く描くことは、女性たちの理想や価値観を固定化しまう偏った表現を生み出すことにもなる。
だから男性表現もポリコレの時代に合わせて多様化するべきなのではないだろうか。
女性表現や「萌え絵」「母親像」にケチを付けている暇があるなら、男性表現のこともしっかりと考えていくべきだと思うよ。
男たちの価値観をアップデートすることよりも、女性たちの価値観をアップデートすることのほうが先なのでは。フェミニズムは男性を敵視することよりも先にやるべきことがあったと思う。
女性たちの持つ価値観が女性を不幸にしているという側面に目を向けて、その女性たちの意識を変えていくことも必要だと思うよ。フェミニズム以外の何にそれができるというのだろう。フェミニストが女性を救う王子様になればいいんだよ。