タイピングで意識すべきこと(日本語入力テクニック集)

キーボードによるタイピングは以外と癖の出やすい作業です。 無意識のうちに悪い癖でタイプしている人も多いことでしょう。これを機会に効率的な日本語入力を意識してみましょう。意識するだけで高速なタイピングが可能になります。 

「ん」は「nn」ではなく「n」

「なんだ」とタイプする際には「na nn da」ではなく、「na n da」とタイプしましょう。日本語入力システムが自動的に「n」を「nn」と同等に解釈してくれます。

「なのん。」とタイプする際には「na no nn.」ではなく「na no n.」です。「n.」は「nn.」と同等に解釈されます。これは「ん、」や「ん?」を入力する際にも使えるテクニックです。

要するに「n」の後に何かしらのキーをタイプすれば自動的に「ん」に変換されるわけです。

んの後に「n」で始まるローマ字が来るケースではこのテクニックが使えません。例えば「n no」は「んの」と入力されず、「んお」と入力されてしまいます。

「ん」は「nn」ではなく「xn」

上記テクニックが使えない場合、「ん」は「xn」と入力しましょう。 「ニンジンの」と入力する際には「ni n ji nn no」ではなく「ni n ji xn no」と入力します。「n」キーを連打する必要が少なくなり、高速なタイピングが可能になります。

「し」は「shi」ではなく「si」

「し」を「shi」とタイプしてしまう人は意外と多いです。人によっては「shi」のほうがタイプ数が多くカッコいいと言う人がいますが、癖になるとよくありません。

以下の三文字ローマ字は可能な限り二文字で入力しましょう。

shisi
tsutu
chiti
jyaja

「p」「-」は小指でタイプしない

「p」「-」キーは右手小指でタイプすることが基本ですが、人によっては薬指でタイプしたほうが効率的な場合があります。

そもそも「-」キーに小指が届く人は非常に稀です。右腕を少しずらしてやっと届くのが普通なのです。

右腕をずらす作業は意外にも腕の負担になります。手首にタコが出来たり、肩こりの原因にもなる可能性もあります。

そこで薬指の出番

逆に「p」「-」を薬指でタイプするようにすれば、変に右腕をずらす必要はなくなります。 右腕のポジションが崩れることもなく、安定的なタイピングが可能になります。

同様に「q」を左手薬指でタイプすることも有効です。

ただし、手の大きさや指の長さは人それぞれです。一度自身で有効性を検証してみましょう。
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