ここ数年のアニメは最終回に後日談的な話を持てくる所が多くなったように思う。最終話の一話前にクライマックスを持ってくる構成が意外なほど多い。結果として最終話は日常回やOVA的な内容になってしまう。
物語を壮大に終わらせてしまうと視聴者が燃え尽きてしまうと考えて、あえてそのような構成にでもしているのだろうか。わざと物足りなさを残して次回作への熱や期待を煽ろうという魂胆か。実際この定石で次回作やOVAの売上が伸びたという実績でもあるのだろうか。
だいたいこの手の構成を取り入れる作品は、シリーズ物が多く、高確率で二期が出てくる。これはそれなりにパターン化しているようにも思える。
個人的に作品は壮大に終わらせてくれたほうが感動や熱は続くし、二次創作物も漁りたくなるものだけど。最近は公式のほうでも二次創作的なことをするのが主流なのかもしれない。いかに作品の世界に視聴者を引き止めるかが重視されてるように思う。最終話に日常回やOVA的な話を持ってくるのにはそんな意図やもっと複雑な思惑があるのだろうか。
または放送延期時を考慮した構成にしてるからとか、色々な理由がありそうだ。