インターネットの世界で我慢ならないこと【Webサービス編 インターネットあるある】

普段インターネットやWebサービスを使っていて不便だと思うことや我慢ならないこと。Webサービスの開発やUI・UX設計の際の参考にしてほしい。

目次

マウスホバーで画像が薄くなる

画像の上にマウスポインタを合わせると画像が薄くなる。スクロール中に意図しないタイミングで画像が薄くなってしまうこともあるので煩わしい。

枠線の表示とかにして欲しい。

アンテナサイトでたらい回しにあう

まとめサイト内のリンクをクリックすると、別ページに飛ばされて、リンク集を見せられる。肝心のリンクタイトルも見つからないことがある。

記事タイトルにリンクが付いてる

画面トップに表示されるページタイトルにページリンクが貼ってある。タイトルをクリックすると、同じ記事に飛ぶ。何のためにあるのか理解できない。

タイトル内の単語をコピペしたいのにできない。仕方なくHTMLソースを表示してtitleタグ内のテキストをコピーしたりすることもある。

おそらく、ハッシュ付きURLの解除用に使われることを想定した機能だと思われる。またデバッグ用途として、HTMLファイル編集後のページ更新のためにも活用できる。あるいは、CMS側の実装上の都合も考えられる。記事一覧用のテンプレートに記事コンテンツ用のテンプレートを埋め込むようなスタイルをとっていると、リンクタグの除外がなおざりにされやすいためだ。

上部固定のナビゲーションバー

画面上部に表示されたメニューバーやナビゲーションバーが常に固定の位置に表示されている。スクロール時にも付いてくる。Page Downキーでスクロールするとページの一部が隠れたりずれたりしてしまう。次に読もうとしていた段落がナビゲーションバーに隠れてしまう。

Google検索の結果で画像タブの表示位置が変動する

Google検索画面の検索タブは一般的に「すべて」「画像」「ニュース」の順番で並んでいるが、検索ワードによっては「すべて」「地図」「画像」の順に並ぶことがある。メニュー項目は変動ではなく、固定にしてほしい。たまに「画像」タブが隠れることもある。

Google検索は2つ目のリンクのほうが有益

検索結果の上位に表示されるページは長文で読みづらいものが多い。目的の情報が書かれていないこともある。価値の低い記事をSEOの手法で無理やり上位に表示させたようなものばかりである。質の良い記事は2位以降のページに表示されることが多い。

この傾向はもうかれこれ3年以上変わっていない。Googleはこの不条理と真剣に向き合ってほしい。

もはやGoogleの検索結果は使い物にならない。ポンコツ検索エンジンが日本社会に与える悪影響は計り知れない。「アメリカ政府の陰謀や圧力」といった陰謀論を唱える人が出てきても無理はないだろう。悪貨は良貨を駆逐する。Google君、本当に頑張ってほしい。「Google先生」や「ググレカス」などと言っていた時代がまるで嘘のようだ。今ではググってもカスみたいな情報にしかたどり着けない。Google神話は完全に崩壊した。あのGoogleに抱いていた幻想はまったく何だったんだろう。

はてなブックマークでどうでもいい記事がトレンド入りする

しばしば、はてなブックマークでは誰も求めていないようなどうでもいい記事がランキング入りする。その傾向はとりわけ「テクノロジー」カテゴリーで多く見られる。「ブログのアクセスが増えました」とか「Googleアドセンスに合格しました」だとか「とうとうGoogle AdsenseからPINコードが届きました」などと、心底どうでもいい記事がトレンド入りする。

この問題はブロガー間で行われている「相互ブクマ」の影響によるものと考えられる。これは複数のブロガーがお互いにお互いの記事をブックマークし合うもので、それによってトレンド入りを意図的に引き起こすある種のネット上の工作活動だ。またある種の反社会的なコミュニティであり「はてな互助会」とも呼ばれている。他にも自らの記事を自己ブックマークする「セルクマ」(セルフ・ブックマーク)と呼ばれる手法も多く用いられている。

はてな互助会は早急に滅ばなければならない。平成ネット史の汚点として未来永劫語り継がなければならない。

Twitterの画像の読み込みが遅い

サムネイルをクリックしても元画像が読み込まれるまでに時間がかかることがある。むしろサムネイルを別ウインドウで開いたほうが速い(画像を右クリックして「画像を新しいタブで開く」をクリックするのがオススメ。または新規タブボタンへのドラッグもオススメ)

サムネイルの方を先に拡大表示して、元画像は遅延ロードさせて欲しい。

Twitterの動画再生ボタンで同意を求められる

Twitterの埋込み型ツイート内で動画を再生しようとすると、この動画を再生すると、TwitterのCookieの利用に同意したものをみなされますというメッセージと共に同意を求められる。しかも同意を表すOKボタンが再生ボタンのあった位置よりも微妙に下の位置に配置されている。毎回3アクション(再生ボタンクリック、マウスカーソル移動、OKボタン押下)で動画を再生しなければならない。面倒。

Twitter検索でユーザー名が引っかかる

Twitterでキーワードを検索すると、キーワードとは関係のないユーザの書き込みが表示される。検索したキーワードがユーザー名に含まれることが原因。キーワード検索とユーザ検索は分けてほしい。

Yahooコメントの返信ボタンで画面遷移する

Yahooニュースのコメント欄の各コメントに付いている「返信」プルダウンまたは「>> 返信コメント 1件」をクリックすると別ページに飛ぶ。画面遷移させずに、そのまま非同期にプルダウン展開をして欲しい。

Yahooニュースのサマリー記事が煩わしい

ニュース記事へのリンクをクリックしても、本文ページに移動せず、抜粋ページに移動する。そこから更に「続きを読む」をクリックしないと本文に移動できない。

おそらく描画速度の向上や、関連リンクへの誘導、コメント欄重視のユーザを尊重する意図等が考えられる。
似たような不満に、「Zenback」や「はてなブックマーク」がある。両サービスはインターネット上の記事の抜粋とリンクを載せただけのサマリーページを提供しているが、Googleで記事を検索すると元記事よりもこれらのページが上位に表示されることがある。ただ最近はあまり見なくなった(おそらくGoogle検索のアルゴリズムが改善されたため)。

Yahooニュースのニュース動画が短すぎる

Yahooニュースのニュース動画は17秒〜1分程度のニュース映像ばかりで効率が悪い。読み込みも遅いので、動画プレイヤー下の説明文読んだほうが手っ取り早い。これでは活字メディアと変わらない。

映像も大した映像じゃないし、ニュースを読み上げるニュースキャスターのほうが長く映ってる。

改めてテレビニュースは非効率なメディアだと実感させられる。情報は活字メディアやラジオで得たほうが効率がよい。

Yahooコメントの返信欄が支離滅裂

注目されているコメントに対してまったく関係のない返信を行う人がいる。おそらく、「そう思う」数が多いコメントのインプレッション数を利用して、自身の主張を目立たせようとする人がいるのだ。他人の功績にタダ乗りするハイエナのようである。

話題になった書き込みのソースを示さない

ネットで話題になった書き込みや漫画を紹介するニュース記事なのに、肝心のソースを載せないサイトが多い。

「サンタさんの贈り物が、なぜIKEAに?」 存在疑う娘の鋭い指摘、父の答えは… 漫画作者に聞きました (withnews) - Yahoo!ニュース

肝心なTwitterの書き込みを載せていない。「こんな漫画です」と言って文章で内容を説明している。せめてその漫画が投稿されたページへのリンクを貼って欲しい。

おそらくサイトからの離脱を抑える意図があるのだと思われる。

ちなみにライブドアニュースはきちんと一時ソースをウィジェットという形で埋め込んでいる。

「プレゼントがIKEAにあった」 サンタの真実に迫る娘に父が一言 - ライブドアニュース

Togetterの記事内でサムネの画像が見つからない

サムネイル画像に釣られてTogetterの記事を開くも、肝心な元画像がどこにも見当たらない。内容も長文ツイートだらけでつまらない。

Togetterの「残りを読む(1)」ボタンがお節介

Togetterの各記事では、表示しきれなかった書き込みを遅延表示させるための機能として「残りを読む」ボタンを提供しているが、非表示件数が1件の場合でも「残りを読む(1)」と表示されることがある。クリックが面倒なので2, 3件くらいなら折りたたまずにそのまま表示してほしい。

「ボケて」や「ニコニコ動画」がつまらなくなった

最近の「ボケて」は、既存のネタや設定に依存したボケが多くなったように思う。アンパンマン系やドラえもん系、肉食系のしまじろうと不憫なトリッピーなどのネタがその良い例だ。共通認識に依存したネタばかりでつまらなくなった気がする。小学生・高校生の馴れ合いみたいな印象を受ける。

同じ認識を共有してワイワイする感じは「ボケて」にかぎらず他のCGMにも見られる。ニコニコ動画のコメントもつまらなくなった。小学生の言葉遊びみたいなコメントばかりである。作り手と受け手の世代交代やインターネット利用層の拡大と大衆化が大きく影響していると思われる。

皆で同じような認識を共有し、その中で新しいことや面白いことを生み出すという流れに移っている。これらは多様化ではなくガラバゴス化に近いようにも思える。近年のEDMの傾向にも近い。同じ土俵や認識の中でいかに個性を出し新しさを追求するかというテクニカルな傾向が強まっている。この流れを壊すなにか革新的な変化が求められているように思う。

SyntaxHighlighterのハイライト解除問題

SyntaxHighlighter 3.0で表示されたソースコードをダブルクリックするとハイライトが解除される。ダブルクリックによる単語選択が目的なので、ハイライトを解除してほしくない。

公式サイトが重たい

公式サイトは重たい印象があるのであまり開かないようにしてる。FLASH時代のトラウマを持ってるから余計保守的になってる。「残り32%」みたいなゲージを見るとむず痒くなる。

実際、今の時代でも公式サイトは読み込みが遅いものが多い。背景画像の読み込みがページ全体のレンダリングに影響してしまっている可能性もある。巨大な画像は遅延表示させるようにすればマシになるのでは無いか。

サムネイルをクリックしても画面遷移しない

特にユーザのアイコンなど。最近はユーザ名の方をクリックする癖が付いてしまった。

前置きがムダに長いページ

どうでもいい身の上話を聞かされたりもする。3行で説明できることを、3000文字で説明していたりする。本当に知りたい情報がどこに書かれているか分からない。

ノイズの中から必要な情報を探し当てなければならない。検索エンジンの段階で行っていたことを、なぜサイトの中でもやらなければならないのか。

結論を言わないページ

前置きがムダに長いばかりか、読み手が求めていることの確信にまったく触れないような記事もある。

そして最後に「いかがでしたか?」とお決まりのセリフを言う。

番外編「インターネットあるある」

古き良き時代の愛すべきインターネット文化。

  • 趣味系ブログの筆者はなぜか一人称が「小生」「当方」
  • 自己紹介ページに現在使っているパソコン等の機材紹介コーナーがある
  • 自分の年齢を16進数で表現する
  • 「ノークレーム・ノーリターンでお願いいします」というヤフオクの定型文
  • 聞いてもいないのに収益報告を始め出すブロガー
  • 文字だけの動画
  • 政治関係の動画は高確率でBGMが不気味
  • 過激でぶっ飛んだ思想を持った人は原色の青を好む傾向にある
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