最近のアニメ絵・萌え絵の傾向について思うところ

アニメ絵・萌え絵のデザインて、昔から3次元を感じさせない抽象的な物が多かったと思うんだけど、ここ数年のキャラクターデザインはやたらと現実世界のそれに近づいているように感じる。

最近のアニメや萌え絵は特に口周りの描き方なんかが特徴的になった。唇の凹凸を強調するようになったし、笑顔の際には前歯を見せるようになった。顔つきは丸みを帯びたものが多く、立体的な頭部も印象的だ。

等身に合わない目のデカいキャラデザも減ってきたし、髪色も暗めの落ち着いた色や、淡いパステルカラーのものが主流になっている。昔のアニメでよく感じていた違和感や非現実性みたいなものを、最近のアニメはほとんど感じさせない。

二次元は今、リアルに近づこうとしているのかもしれない。

追記

最近の二次元キャラには動物的な可愛さを感じる。あの可愛さは人間の可愛さではない。ネコやイヌに感じる可愛さに近いように思う。犬みたいに長く尖った鼻と口。猫のように丸く大きな目。まさに動物的である。

そう考えると二次元はまったく現実の人間には近づいていないということになるのか。二次元キャラは二次元キャラという全く異なる生物なのかもしれない。だからこそ、二次元に見慣れていない人間や非オタク・一般人には二次元のキャラクタが気持ち悪く見えるのだ。つまり何が言いたいのかというと、二次元キャラは宇宙人なのである(意味不明)。

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