攻殻機動隊の実写映画を借りてきたと言われてJMを見せられた時の俺の気持ちをお前らにも味わわせてやる。
タイトルがラノベっぽいのはひとまず置いておいて、この「JM」という作品は「攻殻機動隊」や「マトリックス」との類似点が実に多い。
緑色の蛍光色を意識した演出は日本版の予告編特有のものだが、頭部にプラグを接続する演出や、ネット空間へのダイブ、香港や日本がごっちゃになったような変わった世界観など、妙に似通ったところがある。両作品共に北野武出演だったり、U2の挿入歌が後の菅野よう子っぽかったりしていて、いい具合にシンクロしている。
ところでサイバーパンクと言えば、ブレードランナーもAKIRAも西暦2019年が舞台となっている。我々は今、SF作家たちが夢見た時代を生きている。